威光暗示
Blogではなるべく明るい話題に触れたくて煩悶(はんもん)しておりましたが、
昨今の僕の心情ではどうも明るい話題を探せる力が不足しているようです。
うぅぅぅ、つーか逆に考えさせられる問題ばかりが頭を過るのです(苦)
これってただ単に性根が暗いつーだけなのでしょうか。 根ッ…
僕にはよく分かりません。
(長いスパンで捉えると)全国民の命に直接関係するであろう被爆問題が
これからも長く続くという実状、ならびに(世界的に例を見ない)あの原発事故が
つい最近あったつーのにも関わらずマスコミはおろか、多くの国民たちも
スッカリ過去のことにしてしまっている風潮が(僕の周りには)よく見られます。
この背景には「集団思考」が反映されているのか、はたまた「集団心理」であるのか、
詳しいことはよくわかりませんが「赤信号みんなで渡れば怖くない」つー発想下では
本来の「本筋である復興」というスタイルには到底辿り着かないように思います。
「自己弁護・不敗幻想」、「自己検閲」、「均一性圧力・自薦マインドガード」
などの着想により自らの検証能力や判断力を鈍らせ、
さらには「個性」までも失っていると考えます。
さて、経済産業省のサイトをご覧になっている方であれば当然ご存知でありましょうが
「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」
という会合が現在 開催されております。
(なぜだかマスコミがあまり取り上げないのですが…国民にはとても重要な内容です)
昨日(14日)も”第12回目の会合”が開かれました。
この会合は昨年、平成23年10月3日に第1回が開催されてからというもの
同年10月26日には第2回、そして11月9日には第3回、11月16日(第4回)、
11月30日(第5回)、12月6日(第6回)、12月12日(第7回)、
平成24年1月18日(第8回)、1月24日(第9回)、2月1日(第10回)、
2月9日(第11回)、2月14日(第12回)と回を重ねては
(多少言いっぱなし感を感じてはおりますが…)
いままでいくつもの前衛的な意見があり、議論が交わされて参りました。
ただ心配なのは当初言われていた完全独立の内容とは違い485名中354名が
保安員からの流れであり、ラチェットはたったの7ポストのみということ。
これでは片道切符つーよりも結局のところ経済産業省の顔色を窺うばかりの…
詳しくは下記の「委員会の開催記録」をどぞ☆
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/index.htm
本年の4月1日には施行されると閣議決定されている「原子力規制庁の設置」と
「原発の運転期間への制限(原則40年)」の関連2法案…
独立性の確保等についての議論は若干進み?歩み?つつあるものの残念ながら
決定事項についてはいまだ妥結の見えぬご様子でございます。
そんなさなか過酷な現実はその悠長さ加減を許さず、
このような討議を再三にわたり繰り返している間にも
「使用済み核燃料」は次々と生まれ出ております。
この使用済み核燃料の”最終処分地”すら享楽的政治下では
明確に規定できない茶濁し対応にも拘らず
「原発をこれからも稼働させたい」という推進派の利益誘導的ロジック
と言葉を言い換える変換話術ではまるで筋が通らないと思うのです。
余談になりますが…原子力という分野は、
すべての言葉を言い換えることで成り立っているそうです。
(安富氏の東大話法より)
「危険」を「安全」と言い換え、
「不安」を「安心」と言い換え、
「隠蔽」を「保安」と言い換え、
「長期的には悪影響がある」を「ただちに悪影響はない」と言い換え、
「無責任」を「責任」と言い換えるのだそうです。
「核燃料サイクル」という言葉をひとつとっても然りであります。
現実的には必ずしも不可能ではない取り組みだとは思えますが、
百害あって一利なし…いやいや一利はあっても二利はなし!つー感じでしょう。
それらを遂行するために(結果的には)行き場のない高レベル放射性廃棄物と
それら永続的恐怖とさまざまな危険性、または人体への影響、
さらには悠久の管理とそれに纏わる莫大な費用等々…
人類が受ける代償はあまりにも大き過ぎると思います。
これら問題は既に経済性だけの問題ではなく、
技術的にも、思考的にも問題であると思うのです。
「もんじゅ」の例にもありますように、お金に糸目を付けずに
(会合を視聴して分かったことですが、建設費1kwあたり210万円だそうです)
莫大な費用を費やしてやってきた大事業でしたが、
いまだに実用化されずに事故の連続であります。
遂には実現可能年度すら公表できなくなってしまっているこの状況に
納税者である我々はどう向き合うべきなのでしょうか、
またそれらをどう判断すべきなのでしょうか。
あの手この手で国民を欺き続けてきた電力会社や政府機関。
できもしない核燃料サイクルの実現を宣言し続けないと
(国民に叩かれてしまう、よって)当然ながら原発稼働はありえません…
なので必死に「(悪)夢のリサイクル」を謳い続けます。
さらに原発を全基停止してしまうと、(停止しても恙無く成り立つ電力に)
国民はいままでの原発の存在理由に疑問と怒りを持つことになります。
そうなれば今回の斑目氏のように(人の命と銭欲を天秤にかけ)
ぬくぬくと儲けていた輩は当然、飯の食い上げどころの騒ぎではなく
吊し上げの対象となってしまいます。
(どんなに泣いて詫びても自業自得なのであります)
そこで存在理由を問われる前に
実効性が疑問視されるワケワカメのストレステストを挙行し
(内心焦りながらも)経済産業省原子力安全・保安院はそれを「妥当」として
福井県の大飯(おおい)原発の再稼働へと方向付けたのではと…考えられます。
しかしその大飯原発の再稼働も本日(15日)に時岡忍町長により白紙になりました。
3.11の大震災の日、もしくは3.12の第一回目の原発事故の振り返り報道日までは
なんとしても(推進派側にとっての都合の良い内容で)新設させたい原子力規制庁…
(などという意見も既に囁かれているようです)
只今稼動中の原発は(残すところあと)3基となりました。
<停止予定日>
| 関西電力 | 高浜3号 | 2012年2月20日 |
| 東京電力 | 刈羽6号 | 2012年3月26日 |
| 北海道電力 | 泊3号 | 2012年4月末 |




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